1次不等式と連立不等式【数Ⅰ】
1次不等式の解法
一言でいいます。
1次方程式と同じです。(※ただし不等号の向きに注意!!)
まあ、練習問題を通してみていきましょう。
[訂正]「不等号」の「号」の字を間違えてしまいました...すみません。
1次不等式と同じように左辺に文字を含んだ項を、右辺に定数項を移項します(もちろん左辺と右辺は逆でもOK)。
そして1次不等式と同じように、左辺がxだけになるように式変形して終了です。
連立不等式
2以上の不等式が連立された連立不等式は、数直線を駆使します。
これは一例ですが、数直線では不等式をこのように表すことが多いです。
では、実際に問題をやってみましょう。
これは2本の1次不等式を連立させた連立不等式です。
まず、この2本の不等式をそれぞれ解きます。
そうすると、黄色の四角の中のようになります。
ここで気を付けるのが{ は「~かつ・・・」という意味だということです。(後で集合の範囲で詳しくやります)
「~かつ・・・」なので、①でもあり②でもあるxの範囲がこの連立不等式の解です。
①でもあり②でもある範囲は、2つの不等式を数直線にかいたときに重なる部分(範囲)です。ちなみに重なる部分がないとき、「解なし」といいます。(解がない、という答えです。「解」と「答え」は違うんですねえ)
もう1問。
前回のブログの言葉を借りますね。
この問題は自分で「和訳」してみましょう。
この問題のポイントは「分けて考える」ことです。
今回はここまで。
それではまた次回お会いしましょう。さようなら。